私、長岡慶は、養豚家の娘として生まれました。 祖父の代に軒先から養豚を始め、父が今の養豚の基盤を形作ってきました。そして、私が受け継ぎました。 これまで、祖父と父が築き上げてきた養豚のスタイルを受け継ぎつつ、新しい養豚の形を築いていくために、日々奮闘しています。 幼少期から、豚とともにこの町で育った自分だからこそできることを考え、豚と人、そして地球にやさしい養豚を目指しています。 ------------- 豚にとっては、広々とした土地でのびのびと。 人にとっては、薬に頼らず健康な豚を、美味しく。 地球にとっては、大地の再生を、奥地から。 「奥地ほうぼく豚」は、従来の豚舎ではなく、地域の放牧地を活用し、ストレスフリーな環境でのびのびと育ちます。野に放たれた豚たちは、一緒に集まってお昼寝をしたり、走り回ったりして遊んでいます。そうして育った豚たちは病気にかかりにくく、薬に頼ることなく健康に育ちます。 また豚たちが走り回っている地域の放牧地は、使われなくなっていた耕作放棄地や遊休地です。豚たちが雑草を食べ、鼻を使って地面を掘り起こすことで、荒れた土地を耕し、再生されていきます。伸びきった雑草や固くなってしまった土も豚が放たれると、みるみると耕されていきます。 愛情たっぷりに育てた豚たちは、口溶け柔らかで甘味が増しているのが特長です。飼料にもこだわり、豚肉特有のくさみの原因となるリノール酸を発生させるとうもろこしを原料とした飼料を極力使用しないことでくさみがなく、旨みのあるお肉になっています。 ぜひ、奥地ほうぼく豚をお楽しみください。
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